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「お待たせ!」
頬を赤く染めた猿田さんが帰ってきた。用事を済ませたようだ。
艶かしい。
「それじゃあいこうか」
「猿田さんが仕切るんだね」
「こーゆうのは年上が仕切んないとね」
ー鬼牙島アジトー
「ボス!やべーっすよ!」
「どうした」
「何でもサツがここを嗅ぎ付けたらしいっす!」
「何!?……ついにここも……」
「やべーっす!何か四人組がここに向かってきてます!」
「マジかよ……」
「来ましたぁ!」
「早ぁっ!」
「……すいませーん」
「弱腰でどうするんだよ」
「だって……怖いじゃん」
「レディースだぞレディース。男のお前がビビってんじゃねーよ」
「だってー……」
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