0人が本棚に入れています
本棚に追加
人が人であるために
人が人であるために
なんの理由を必要とするだろう
それだけの違いで苦しまなきゃならないのだろう
神様は不公平で
全てを許される者と
全てを許されない者を
お作りになってしまった
だから、
僕らはその残酷なまでの違いのなかで
絶望を負いながら生きなきゃならない
それを後悔するなら
君に与えられる選択は
自分を殺めることだろう
それが出来ないなら
口を塞ぎ生きるしかないんだ
僕らだって
同じことをしているじゃないか
ゴキブリやムカデを嫌うように
人を嫌うだろう
神様は不公平な世界を作ったがために
人が人である理由は
欲望でしなかくなってしまった
それでも僕らは戦うしかない。
戦って、勝たなきゃいけないんだ。
そう…
僕らの生命が尽きるまで。
最初のコメントを投稿しよう!