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失意
私が生きる
この哀しい世界は
そう
空がいつだって
泣いている
だけど
ひとつの心と
ひとつの私を
誰も咎めや出来ない
だから、解っていた
いつもいつも
ひとりだった
ひとりで泣いていた
記憶のかけらが
私を責め立てて叫んでいる
だけど
ひとつの涙
ひとつの私の声
誰も責めやしない
だけど、
いつもいつも
哀しみだけ残っていた
S.ラフマニノフ
ピアノ協奏曲第3番1楽章
冒頭メロディーより
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