ただの一般的な朝であり物語のプロローグ

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ただの一般的な朝であり物語のプロローグ

「君は死んだ」  神は言った。 「君が死んだのね、手違いなんだ」  さらに神は言った。  つまり俺はコイツに殺されたも同然。 「もう一度生きたいかい?」  そりゃ。  生きれるのなら。  俺は二つ返事でそう言った。 「でもね、条件あるよ」  条件……。  自分の手違いで殺したクセに。  図々しい。 「君に課せられた条件――」  神は、言い放った。  俺に課せられた呪いを。 ―――― ―――――――― ――――――――――――
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