ただの一般的な朝であり物語のプロローグ

4/5
前へ
/366ページ
次へ
 数秒のうちに着替えは終わり焼いていない食パンを持ち、家を飛び出す。  ここからは願うしかない。ほんの僅かの可能性と俺の脚力の限界に。  こう見えても元陸上部。  レッツトランザム。  人生最高の全力疾走で走る中、ふと、手が空いていることに気づく。  あれ、今日って手ぶら登校だっけ。  んなわけあるか。
/366ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1616人が本棚に入れています
本棚に追加