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「アレ二人だけ?母さんと芽依-メイ-は?」
あ、芽依は俺の弟ね。
すごく受け受けしい名前だろww
「メイちゃんとリンちゃんはなんか腐な匂いがするとか言ってどっか行っちゃったよ?」
「で、後で行くから俺達は先にシィに会いに来たんだよ」
「久しぶりに私達にあえて嬉しいでしょ?今までこんな長く顔合わせなかったことなかったしね」
「いや、ちょっとマジで嬉しいっ!!ちょっと待ってて、副委員長に受付代わってもらうから」
そう言い立ち上がると裏方のいる隣の準備室に入る。
高杉はっと、お。いるいる。
身体痛いからゆっくりとオーダー確認している高杉に近づいて声をかける。
「高杉?」
「稲瀬何してんの。受付は?」
「そのことなんだけどさ、友達来てるから悪いけど少し抜けたい」
…やっぱ無理かな?
今12時30分なんだけど。時間的に一番混む時間だしなぁ。
少し考えるそぶりを見せてすぐにOKを出してくれた。
「いいよ。稲瀬まだお昼休憩入って無いし、時間的にもちょうどいいでしょ?1時間くらいゆっくりしてきなよ」
そうニッコリという高杉。
なんて言うイケメンなんだお前ってやつは!!
「うわ。サンキュー!!じゃあ悪いけどよろしくな」
「うん。いってらっしゃい」
ルンルン気分で二人の元へ戻り高杉に軽く今の客の順番を説明してから二人ととりあえず母さんと芽依を探すため歩き出すのであった。
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