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いまだ一言も喋らない副会長様。
俺から攻撃をしかけろと?www
わかったよ。
やってやろうじゃないか!!
「あの、ふくかいちょ「役職じゃ嫌です」…へ?」
声かけようとしたら遮られたお。
しかし、今なんと?
抱きしめられていた腕の力を少し弱めると副会長さんは俺の顔を見て哀しそうな顔でもう一度言った。
「役職じゃ嫌です。椎葉君には名前で呼んで欲しいんです」
「えぇぇと~ぉ…。そのぅ~」
NOと言えない日本人気質を持つ俺。
決してへたれだからではない!!
「呼んでくれないなら…キスしますから。深いほうの」
「喜んで呼びますよ!!咲宮先輩どうしたんですか!?」
へたれだがなにか?
だけどさ、あんな真っ黒な笑顔でそんなこと言われたら誰だって!!
そうなるだろっ!?
てかどうでもいいんだが今”深い方”で変換したら”腐解放”って一発目に出たといふwwww
俺のPCの予測変換がおかしいwww
はい現実逃避乙~
得意だよ(ドヤァ
「王李です」
「はい?」
なんかまた何か言ってるよ?
「王李です」
「・・・王李先輩」
「はい。その方がいいです。そうだ椎葉君今日のダンスパーティーのお相手決まってますか?」
!!!!
そんなフラグいらないっすぅぅぅぅ!!!!
青ざめる俺。
徐々に笑顔を黒くさせる副k…さk…いや、王李先輩。
ですよね。
拒否権なんて今の俺にはないですよね!!
「えへへ、決まってないですぅ~」
うはっ。キモす
「じゃ、20時に中庭の噴水のところで待ち合わせですから」
疑問形じゃないよ。これは命令だ。上司からの指令だ!!
けれど笑顔で対応。
俺はできる子なんだよ!!
「は、は~い」
返事を返したけど瞬間後悔。
けれど戻せない時間現実orz
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