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入学式の後クラスに連れて行かれ、さっき会計に指名されていた一ノ瀬は俺の前の席でさ、これはもう友達になるしかないと思って声かけたら良いやつで。
うん。いいよな。天然無自覚受けって。
まあ、その後自己紹介をしたわけだ。
これは、どの学校も変わんないだろ。
いや、変わるところあったわ。
つか鳥肌もんのが。
他のやつが騒がれるのは、いい。
うん。頬の筋肉が緩みまくるよな。
しかし、俺が自己紹介をした時だ。
抱かせろ・抱きたい・教えてあげます・開発していい?
とかとか。
マジ勘弁だよな。
血の気が一気に引いた。
そんな俺を見てハルは(あ、一ノ瀬のことね?)大丈夫?と心配そうに見てきた。
ハルは、外部らしくってさ。こいつは、ノンケだろうと判断。
そういう意味でもハルは、癒してくれるなぁ。
その後もタチかネコか見比べたり、良さ気なCPを作って楽しんだ。
その中で気になったのは一番の相原 一華-アイハラ イチカ-の時のクラスメイトの反応。
HRが終わったところで、相原は、真っ青な顔で何人かのクラスメイトに連れられ出て行った。
マズイ…かな。
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