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「えっと、村瀬君…だっけ?」
「覚えててくれたんだ」
そう言いながらニッコリと村瀬は、笑いながらハルの顎を取り、顔を固定する。
萌えイベントは、突然にっ!?
ヤベッ!!
携帯携帯!!
俺がワタワタしてる内に村瀬はハルを口説いていた。
「…じゃあさ、今晩相手してくれないかなぁ?」
ちょ!!録音したかったお!!
て、おい!?
何言ってんだこいつは!!
「は?」「な!?」
俺と一華は村瀬の発言に開いた口が塞がらず金魚みたいに口をパクパクと開閉した。
実際に俺が金魚口をやる日がこようとは…
ハルが答えようと口を開けたときだった。
「キャーーーーー!!!!」
響き渡る黄色い叫声。
俺らの時とは比べ物にならないほどの絶叫。
それが指すものは、つまり…
「生徒会…か」
村瀬が答え。ですよね。
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