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羨ましそうに俺のほうをハルが見ていたと思ったら、天然発言をかましてくれた。
「あの、オレも誰かと同じ部屋なんですよね?」
眼がキラキラと輝いていたけど、さっき一華言ってたよな?
生徒会は別階にあるって。つまり、そういうことなはずだろ?
王道学園らしく…な
こいつ天然だろwww
長田先輩と一華は優しくハルに一人部屋だと教えるとハルはえ。という顔をした。
「誰もいないの?」
つかその方が俺的にも都合いいんすけどねwww
「大丈夫だって、俺とか一華が部屋に行くし。寝泊りするには同室者いないほうが楽だって」
そういうわけだ。
俺だって約束守るし、つーか俺がさせたんだっけwww
その時ハルは誰からか連絡がきたみたいで、律儀に長田先輩に断りを入れてた。
誰なんだろ?
!!会長からラブメールとかwww
何気なく聞いてみると村瀬からだそうで。
時間の確認かよ。
俺がム?と顔を顰めるとそれに気づいたハルが話を変えてきた。
そんなものにのる俺では…
「それよりオレは一華と寮長さんの関係が気になるんだけど?」
のりましょう!!
なんだよそれすげぇ気になるに決まってんだろうが!!!!
一華が顔を真っ赤にしているとスルリと長田先輩が一華の腰に手をまわしながら脅してくれた。
「一華は俺の。友達以上になったらシめんぞ?」
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