3328人が本棚に入れています
本棚に追加
「お!ガラガラじゃん!!」
ま、時間が時間だしな。
この学校都心からまぁ、結構離れてるんだけどさ、高台にあるから近くの街の明かりがチラチラ見えてきれいなんだよ。
それにプラス山ん中だからさ、普通に星がめちゃめちゃ見えるわけで。
そしてそれを考えた上で造られたであろうこの学生寮の食堂は、天井も壁も全面ガラス張りなんだよな。
たかがガキの為に何たる無駄遣いwww
ま、金持ち息子どもにはこのくらいしなくちゃダメってかwww
おまけに一華の話だと中等部とは、レベルが違うんだってさ。
どんだけだよwww
そして乙女な男の娘一華ちゃんはここが良いと窓際をセレクト。
それに続く俺達は邪魔だと言わんばかりの…いや、訂正。
あの眼はそう言っていたwww
やめて、長田先輩そんな目で俺を見ないでwww
とりあえず座った俺達はそれぞれに注文していく。
俺は親子丼。一華はビーフシチュー。長田先輩はチキン南蛮定食。そしてハルは…
なぜサラダ一品www
おまえそれはないだろ、とツッコもうとしたところで会長さん登場。
「ったくやっと見つけたと思ったら飯時かよ。ハル飯食った後は空いてるか?」
「お待たせ致しました。ご注文の品は以上で間違いございませんか?」
「あ、ハイ。ありがとうございます。…村瀬との約束までなら」
……会長。眉間しわよりすぎ。目つりあがりすぎwww
さぁ、これにどう返してくれるんだハル!!
さすがだハル…
しかしなぜそう来たんだwww
何を思ったかハルは、会長に顔を近づけ眉間をぐりぐりと人差し指でほぐした。
いや、萌えるがwww
「会長さんの眉間にしわが残るなんてダメだよ?」
それに、会長はハルの手を眉間から外し、顔を背けた。
え、なにこの状況www
会長顔赤いぞwww
いいぞハル。もっとやれwww
最初のコメントを投稿しよう!