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説明した後でそういや荷物俺が持ってきたまんまだわ。
盗難ですかwww
というわけで再度学校の保健室へ、そこで保険医に荷物を預けて寮長室へ帰った。
皆沈んだ顔でどんより空気。
うん。シリアス嫌い。
だけど、流石に俺空気読めるから。さ。
はしゃがないよ?
神妙な面持ちのイケメンどもの写真高く売れそうとか思いながら俺もハルに思いをはせた。
俺乙女化www
皆の携帯が一斉になりだしたのは陽が傾き赤く染まり始めたころだった。
送信者はハルで。内容は『大丈夫、今から寮に帰る』
と短かったけど、見た瞬間会長がダッシュで部屋を飛び出した。
それに続いて俺達も飛び出す。
すると寮の門を一台の高級車が入ってきた。
入り口近くで止まるとガチャと扉が開きハルが走り寄ってきた。
アイツ馬鹿か!!病人だろうが!?
「みんな、なん…わっ!?」
声をかけようとしたら会長がギュッとハルに抱きついた。
早々に萌えイベント見れたwww
、と自重自重。今はまだシリアス続いてんだよ~
「体に障りますよ神」
「「会長ズルい~」」
「一ノ瀬!!」
「ハル君!!」
「一華はストップ。俺の前で抱きつくな」
わらわらとハルにくっついていく皆。
そしてくっつこうとする一華を止める長田先輩。
くっつくのを阻止しようとする会長。
いや、自重しようとは思うよ…でもさ。
「萌えるっ!!」
無理なことって結構あると思うwww
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