俺と中庭。

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さて、これだけ話を聞かされては何のことか気になるのが世の情けってかwww とりあえずためしに訊いてみることにした。 「なんか壮大な計画が蠢いているんですか?」 この金持ち校のクオリティならありえないレベルの計画が進行していそうだよな。 俺の質問に咲宮先輩はニコッと笑いながら教えてくれた。 「えぇ。私の一世に一代の大勝負です。むろん負け試合をするつもりはありませんが、ね」 にこにこ楽しそうに語る咲宮先輩を見ていると応援したくなった。 だってなんかこの人かわい(殴 「えっと、何のことかはよくわかんないんですけど、俺も応援してますね」 俺がそう言うと少し驚いた顔の後で嬉しそうにありがとうございますと、お礼を言ってくれた。 ふむ。いったいどんな勝負なんだろう。スゴク気になるが聞かないことにした。 だってなんかヤバい関係だったら嫌だし。 そのあとはもうすぐ文化祭がありますよ。とか、テストもありますね~とか。 他愛のない会話をして二人で購買へ向かった。 俺は食べたけど。咲宮先輩誤解を解くためにわざわざ俺を探すので昼飯食べれなかったらしいから。 咲宮先輩の食料を調達しに来たわけだよ。 先輩はビンのフルーツミックスと紙包みに包まれたサンドウィッチを購入。 同じようなものでも高級感が全く違うwww これが格差社会ですかwww 少し嫉妬しながら俺達は再び中庭に戻り、昼飯を食べたのだった。
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