俺と文化祭。

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そんなこんなで、文化祭は二日目に突入している。 端折り過ぎだって? 気にスンナwww 今日は全員で、新撰組隊服コス。 浅葱色の羽織やっぱかっけぇッス!! 今日は服だけで見た目的には全くいじってない。 ただ、髪が黄色な人たちにはカラースプレーを吹きかけさせてもらった。 やっぱ黒かダークブラウン位までの方が似合う。 しかし、黒髪ハルは完全にタチだと思った。 明るい髪色だから柔らかげな目元もあって絶対ネコしかないとか思ってたけど… これならタチだ。 うん。 しかし、イケメンは何色でもイケメンなんですね。 わかってはいたがなんか納得いかない。 「ハルも馨も黒髪でも似合うな」 「うん!僕この方が好きかも」 俺はムスッとした顔で、一華はにこにこほめる。 嫉妬だよ! どうせ俺は平凡さ!! 「ありがとな。でも、椎葉褒める気ねぇだろ」 「うん。ねぇよ?だってムカつくからなwwwイケメソリア充滅べ」 いけね。つい本音がポロリとこぼれてしまった。 「椎葉、男の嫉妬は醜いぞ」 ケタケタ笑いながら馨が俺を小突いてきた。 それすらもカッコいいとか、マジ腹立つwww 時刻は9:45。 そろそろ開店の時間です。 馨とじゃれついた後で高杉と開店前の最終チェックを済ます。 開店5分前教室の中心にみんなで集まり今日もがんばろうと声をかける。 「今日も1日売りまくるぞ!!」 「「「おおぉぉぉぉぉ!!」」」 これぞ青春です(笑) そしてこの時のチワワ系の男の子の声はごつかったのに内心ビビったのは内緒だ。
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