俺と文化祭。

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もうすぐお昼というところで生徒会ご一行の登場。 2-Sは定番のホスクラらしい。 会長様は黒スーツに内が紫というフェロモン駄々漏れな服装。 咲宮先輩は白スーツに内が黒で、まとめた感じ。 双子書記は白スーツに内ピンクという可愛い系。 イケメン滅べ。 「ハルいるか?」 さすが会長様ぶれないっすね。 「はーい。いらっしゃいませ。神先輩たちは休憩ですか?」 「あぁ。一息つきたいからな。コスプレ喫茶って聞いてたからてっきり昨日みたいに女装してると思ったのにちがうのな」 「はい。椎葉が女装も男装も見たいからって日毎に替わるんですよ~。今日は全員この隊服?ってやつでぇ、明日はくじで決まった女装なんです」 「じゃあ明日も来ないとな」 会長が真っ先にハルのところへ行ったのでソレを観察してみるが昨日の俺への悲しげな目やランキングの時のわからない発言など嘘のように、端から見ればいちゃついている。 「ハルと会長ラブラブじゃん」 「えぇ。付き合わないのが不思議でしょう?」 「うを。咲宮先輩!?」 「はい、あ。抹茶を一つお願いします」 「えあ、ハイ。少々お待ちください」 びびったぁ。 急に声かけてくるんだもんなぁ。 とりあえずいったん離れて注文を届けると、再び咲宮先輩に呼ばれる。 「どうかしました?」 「……椎葉君は、ベーコンレタス好きですよね?」 ごふっ!! ごほほほっ腐!? 急に何言いだすんだこの人!! 神妙な顔して何言うかと思えば…つか、えぇ!? 「何言ってんすか!!咲宮先輩って、え?もしかして咲宮先輩も・・・?」 「ハイ。中学3年あたりから大好きになってしまいまして」 ニッコリいつもよりいい笑顔でそう答えてくれる咲宮先輩。 まさかの腐男子副会長とか…。 というか咲宮先輩のイメージとあわな過ぎるんですけど!! 「え、ガチで言ってますかね?」 「?ええ。ダメでしたかね」 「いやいや!!ダメってことは全然ないと思うんですけど…。咲宮先輩って…ノーマルじゃあ…」 「ないですね。バイですから」 ですよねー。 しかしなぜこのタイミングで暴露したんだ!? 会ってまだ1か月ちょっとなんだけども!!
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