第一章 出逢い

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奏音ユアこと阿部由歌那。 趣味は、お絵描き← 小説を書くこと、読むこと、バイト、作詞。 今はバイトしながら、掛け持ちのバイトを探している。 今日は、始業式。 オレは、今日から高2になる。 オレは、自販機で紙コップのドリンクを買った。 そしたら、何故か、氷と水しか出てない。 は…? 何コレ…? 何で、原液出てねーの!? そのあと、もう一回、烏龍茶のボタンを押した。 すると、氷が落ちる音の後、液体が注がれる音が聞こえ、赤いランプが点滅する。 それを確認して、紙コップを取り出して、中身を見てみると、やはり、氷水。 原液は一滴も出てきてなかった。 何故か、氷水二杯で160円も取られたんだけど… 何… 何処の料亭だよ!! 今時、何処の料亭でも、氷水でお金は取んないぞ!? 心の中で虚しくツッコむ、オレ。 諦めて、何も買わなかった。
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