プロローグ

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「いやあれは冗談で、ていうか村人がパーティーに入れるわけないだろ」 そうだ、村人がパーティーの1人なんて聞いたことがない。 「こんな夜中に何してるのー?」 親が起きたみたいだ。とにかくこのままじゃまずい。 「まずは場所を変えよう」 「わかった」 俺達は窓から外に出た。 「どこ行くの」 「昨日の公園」 あの時はすぐに帰られたからな。 「それで、俺がパーティーに入れるのかよ」 歩きながらそう話しかける。 しまった、この話し方だともしパーティーに入れたら入るみたいじゃないか。 「入れるよ」 普通に答えるなよ。 「できるならやってみろよ」 そこまで話してると昨日の公園に着いた。
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