Lv:0 それは旅立ちの光

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ピピッピピッピピッ…ポチ… 『……………!?やばい、今何時だ……8時!?なんで起こしてくんないの母さん!!!!』 この寝ぼすけはユウタ、物語の主人公である。 『いくら起こしても起きないじゃない!! パンだけでも食べて行きなさい!!』 『そんな時間もないよ!行って来ま~す!!』 ユウタは慌て外に出た。 『もうー!!』 ここは"魔法"ではなく "化学"が━━ "魔物"も"悪魔"もいない いったって普通の世界━━ あの日までは…━━!! キ~ンコ~ンーカ~ンコ~ンー… キ~ンコ~ンーカ~ンコ~ンー…… 授業中ずっとユウタは寝ていた 『………』 『すぅー……起っきろーーー!!!!!!!』 『!?(/@_WW)』 ユウタは驚き椅子からころげおちた。 『イッテテ……何すんだよリオ!!』 『アンタが授業終ったのに、いつまでも寝てるから起こしてあげたんじゃない!! 感謝して欲しいぐらいだわ!!』 彼女はリオ、ユウタの幼馴染みでいつもユウタにつっかかる。
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