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ざわざわと皆それぞれ帰る支度をしている。
そんな時。
宮沢「ぃよー、春馬!今日はすこぶる機嫌悪いんだな」
春馬「まぁな」
話しかけてきたのは悪友の宮沢和人(ミヤザワカズト)
めっちゃケンカが強い。だからこいつは怒らせないようにしている。しかもイケメン。
宮沢「どっかで遊んで行くか?」
春馬「遊びたいけど、あいつのメシ作らないとやかましいから行けない」
宮沢「ほう、ラブラブなんだな」
春馬「ハン、俺があいつを好きになる確率はどっかの女の子にヒトデの彫刻を渡されるより低い」
宮沢「限りなく0に近いな」
春馬「あぁ、もう帰るな」
そう言ってカバンを持つ。
教室を出たところで止められる。
……梓だった。
春馬「何?」
梓「まっすぐ帰れよ」
わかっとるわ。あほ。子供か俺は。
そして自宅へと向かう。
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