エビ天蕎麦

5/8
前へ
/151ページ
次へ
ズゾゾゾゾー。 軽快に食べる俺。 一方…… スーーー。 蕎麦を一本ずつ食べてる梓。 てか、食うの遅すぎ。 春馬「ゴチ」 うまかったぜ。 (チラッ) ……梓のはまだ半分以上残ってる。 春馬「さてと……片付け片付け♪」 カチャカチャ。 春馬「さ~て、部屋戻るかぁ~(スタスタ)」 戻るわけないだろはっはっは。 サッと隠れながら梓を観察する。 …………… 何してんだあいつキョロキョロして。 あっ立った。 っておい待て。 春馬「おいおいおい、蕎麦を捨てる事は許さんぜ?」 梓「何故居る?!部屋に戻ったんじゃなかったのか!」 春馬「いやぁ~、お前だったら捨てるかなぁ~と思ってたら案の定捨てに行ったからさ」 梓「別に捨てに行くんじゃなぃ……」 春馬「ならそのどんぶり持って台所に行く理由を言ってみろ」 梓「……先手必勝!!!(べちゃ)」 「あっ」 梓「ふっふっ、食えるかこんなもの!」 春馬「おい。食えないから捨てるのはわかるが他に何食べるんだ?」
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加