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春馬「とりあえず出ようか」
梓「いや」
春馬「何で」
梓「行くとこ無いのぉ(泣)」
春馬「家出中のヒロインか!……体育館行こうぜ?」
梓「嫌!まだ話続いてたらどーすんのよ」
流石に終わってるだろ……あれから約20分たったんだ。
春馬「はん、終わってなかったら何でも言う事聞いてやんよ」
梓「(ピクッ)言ったな?男に二言はないな?」
何か嫌な予感がする。
春馬「えっ?俺何か言ったっけ?」
梓「は?言っただろ?」
春馬「何て?」
梓「そっくりそのまま言ってやろうか?「はん、終わってなかったら何でも言う事聞いてやんよ」って言ってた」
春馬「(コイツ…会話一個一個覚えてんのか?)」
そりゃそうだ。まだ1ページもたってないんだよ?
春馬「うるせーよ、黙ってろ」
……はい
春馬「何一人でしゃべってんだ?」
春馬「いや、何でもない……それより早く戻ろうぜ」
梓「(ん?何か忘れてる気がする……まっいいか)ああ」
俺たちはトイレを出て体育館に向かう。
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