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初羽「ここに、一兆度の火炎がある」
火璧「私たちはウルトラマンのゼットンが元の萌獣だからね、使えるの、一兆度の火炎。ちなみに、私はウルトラマンマックスのゼットン。初姉は初代のゼットン、そうそう、ウルトラマンを倒したゼットン。まあまあ、ほら、剣王がすでに蒸発しそう。消して、消して」
初羽「ああ」
あぶねえ、蒸発するかと思った。
火璧「蒸発しなくてよかった、キヒッ」
初羽「そういえば、今週、ピザ屋のバイト休んだよな。週一なんだから休んだらダメだろ」
いやあ、筋肉痛がひどくて。バイクの運転に自信がなかった。
火璧「確かに、この日の自転車運転はひどかった。ブレーキがうまく利かせれなかったのが結構あった。ありゃ、バイクだと事故るね。キヒッ」
初羽「お前、基本、運動はチャリでの登下校だけだから痛める筋肉ないだろ?」
月曜からトレーニングを始めた。
火璧「何を思い立ったのやら。キヒッ」
いや、もともと運動しなきゃとは思ってて。即売会やライブで体力なくて途中でばてたり、腕が死にそうになったり、というのがよくあって。で、さらに、SASUKEがやってて、
初羽「憧れねえ」
出たいというのはないけど、あれほどの筋肉には憧れますよ。
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