だから僕は立ち上がる

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たとえばそこに、全く何もしない人間がいるとする。 それが俺。 松本明。 毎日引きこもっていてばかり。何もする気がおきない。 部屋の中で一日中ダラダラ。 今年17歳になった俺は人生に悲観仕切っていた。 これが人生なのかと・・・・ その時、ふいに軽い頭痛がした。 気のせいかと思われる位小さいものだったが、徐々に大きくなった。 俺は気絶してしまった。 一体何故こうなってしまったかわからない。 気絶する途中、ある映像が見えた。 俺だ。 そいつは鈍器のようなものを持っていた。 わかったのはそれだけ。 俺は目を覚まさなかった。 翌日には、俺は死んでいたらしい。
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