だから僕は立ち上がる

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奴だ。 というか俺だ。 見間違いかと思ったが、どうもあれは俺だ。 俺こと松本明が、俺の正面に立っていた。 突然のことにビックリし、俺は現実を疑う。 しかし、どう見ても俺だ。 目は丸く、髪は短い、顔は童顔で、体つきは少しふっくらしている。 俺だ。 間違いなく俺だ。 そう思いながらも俺は現実を信じられずにいた。
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