始まり

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ビービー ガチャ 「はい、どうされました。…はい。分かりました。すぐ行きますね。」 私はいつものように忙しく働いていた。 「直~…。藤井さんがまた薬飲んでないって…。」 そう困ったように言うのは同僚の晴夏。彼女は背の高いサバサバした気持ちのいい人だ。 そのせいか、彼女は老若男女にモテる。 大学からの友達で一緒に働く今も晴夏の存在は私にとって心強いものだった。
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