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それから３日…
毎日の様に病院に行くも…
紗由が目を開ける事はなかった…。
集中治療室の外からしか紗由を見る事が出来ないのが辛く苦しかった。
すぐそこにいるのに触れる事も出来ない…
紗由までの距離が遠い…
仕事はずっと休んだ。
紗由がいつ目を覚ましてもいいように…
面会時間の間はずっと…
病院にいた。
この日も面会時間が終わり仕方なく帰ろうとした時…
「よっ。」
透が後ろから声をかけてきた。
「…ちょっと飲みにでも行こうぜ。」
「…そんな気分じゃねぇよ。」
「…真理がお前に渡したいものがあるんだと。」
渡したいもの…？
俺は仕方なく透の誘いに乗り後をついていった。
そういやちゃんと謝ってなかったな…
紗由庇ってケガさせたのに…
着いたのはいつもの飲み屋だった。
テーブルには既に透の女が座りこっちを見ながら手を振っていた。
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