奇跡と誓い

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…。 携帯の音で目が覚めると部屋の中が明るくなってた。 あのまま寝たのか…。 身体を起こし携帯に出ると 『よっ。』 透からだった。 『昨日電話したのに出ねぇから何かあったかと思っただろうが…。』 「…悪い…寝てて気付かなかった…。」 俺は欠伸をしながらそう言うと 『…寝れてんなら良かった。今日も病院行くんだろ?』 「あぁ…。」 『今日真理の実家と俺の実家行くから夕方病院行くわ。』 「…分かった。」  『じゃまたな。』 透は機嫌良さそうに電話を切った。 何か久々に寝た感じだな… 俺はまた欠伸をすると風呂場へ行った。
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