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side佑人
理事長室に向かう途中
何故か王道君から質問攻めにあった
好きな食べ物とか
知って何になるんだ・・・
は!!まさか俺の好物に毒を盛ってそれを食わせて暗殺を計っているのか!?
そうはさせん!そうはさせんぞ!!
とかいろいろ決意を固めていると
何時の間にか理事長室の前に来ていた
「着いた。ここだよ
入ろっか」
「おう!!」
てゆーかいつみても理事長室の扉って無駄にでかいな
こんなの作る金が有るなら
俺に薄い本をプレゼントして欲しいと切実に願う。
「すいません。失礼します」
そう声を掛けると
内側から扉が開いた。
「はいはい、どちら様・・・・
って誠太じゃん!!
あ、転校してくるのって今日だったっけ?
まあいいや。よく来たね~
道中誰かにおそわれたりしなかったかい?」
いろいろとツッコミどころ満載して居られるこのお方は
この学校の理事長様で、
王道君の叔父さんに当たる人だ
・・・と思う
だって王道だと理事長はたいてい
王道君の叔父さんなんだよ!!
これ結構重要なんだよ!!
これからのイベントに関与して行くんだよ!!
「襲われるわけねえだろ!!
叔父さんは昔から心配性だから・・・あ!!!」
ふはは
流石です
ビバ王道ううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!
「大丈夫。誰にも言わないから」
ちょ、おれすごくない!?
こんなにも頭では妄想ウハウハパラダイスなのに
全く表情に出さない上に
微笑むというテクニックを兼ねているているよ!!
俺、恐ろしい子!!
「「・・・」」
あり?
何か二人とも黙り込んじゃった
・・・そんなに酷かったのか俺の微笑は
さすがに傷つくぜよ・・・
何処のお侍さんでもありません。
「そ、そうか
ありがとな!!///」
王道君がようやく言葉を発してくれた
もう王道君天使!!
伸明の次にね
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