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隊長服に着替え、話し場に行く。
「近藤さん。遅れてすまねぇ。」
「おぉトシ!今日は珍しく最後だったなぁ?まぁいい!トシも来たところで本題に入るとするか!トシ、そこの資料に目をとおして皆に説明してやってくれ。」
「あぁ。」
大雑把に目をとおす。
土方が目をとおしている間も隊員たちは心なしか、緊張している。
「土方さん。昨日の件についてですかィ?」
周りの隊員たちが緊張しているのに関わらず、あっさりと言う。
沖田が言った直前、資料を閉じた。
「そうみたいだな。お前らー!!昨日高杉率いる鬼兵隊が江戸へ来ているという情報があった。なんの目的か知らねぇが、なにかあってからじゃ遅い。一番隊、二番隊は見回りを。それ以外はいつでも切れるように剣の手入れでもしておけ。」
「「「はい!!」」」
「鬼兵隊ですかィ。随分と面倒な奴らが来ちまった見たいですねィ・・・。」
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