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怪訝な顔をしながら更に睨み続けていると、
今度は身振り手振りでジェスチャーを始めた。
このままでは、俺が何か答えるまで永遠に続けるだろう。
「はぁ~」
あまりにしつこいので、仕方なく答える事に。
「地球だよ!」
「ホント!?」
そう答えると、
俺が言うのと同時に少女は喜びながら俺に抱き付いて来た。
「ちょっ!オマ…離れろ!
何抱き付いて来て!?」
少女はしばらくきょとんとしていたが、にっこり微笑んでこう言った。
「もしかして、恥ずかしがりやさん?」
「………」
ちっがぁ~う!
そういう問題じゃないだろ!普通、初対面でいきなり抱き付いて来る奴があるか?しかも「嬉しかったからつい」とかなら分かるが…
ってあ゙ぁ~もぉ~っ!
ツッコミ所満載すぎて、もはやどう切り返せば良いのやら
ってそれよりも、よく見るとコイツ…
「ってかオマエ…何で裸なんだよ!?」
いきなりの、あまりに不思議な現象に、おかしな言動を取る少女に、びっくりしすぎて気付くのが遅くなったが、よく見るとコイツ上半身裸だったりする。
「あ、暑くて、さっき脱いだ服、持って来るの忘れちゃった」
「………」
や、普通暑くても服は着てるモンだろ。
裸ってどうよ。…その…目のやり場に困るし…
「ってゆーか、オマエ名前は?何処から入ったんだよ?」
あまりにも挙動不審になりそうだったので、目線を逸らして話題を変えてみる。
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