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それからの授業は全然話が入ってこなかった…。
「林檎ー帰るぞ。」
「うっうん…」
帰り道は一言も会話がなかった。
「入って。」 「お邪魔します…」
大地の家に来ちゃった…
「今日俺一人だから。ってかさ、さっきから緊張しすぎ。優しくやるから…。」そう言ってベッドに押し倒された。
「んっ…あっ…やめっ…」
反抗しようとする林檎の手をつかんだ。
再びゆっくりと肌に触れると、ピクッと反応する林檎。
「んっ…あっ…」
行為が進むにつれ、甘い声が部屋全体に響き渡る。
それが俺の余裕を全て奪っていく。
首元、胸…と順々に触れていくにつれ、赤みを増してくる林檎の肌。
「んあっ…っッ…」甘い甘い声が響く中…。
…俺と林檎はひとつになった。 「っっ!」
繋がると同時に、林檎が顔を歪ませる。
「林檎っ…。悪い。痛むか?」
「んんっ…。痛いッ、けど…大地とだから、んっ…大丈夫… 。」
本当は大丈夫じゃねぇくせに…。こんなに涙、流してるくせに…。強がりながら俺を受け入れてくれる林檎が、愛しくて…。
俺は林檎を…力強く抱き締めた…
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