物語2 私を助けてくれたのは‥‥‥

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嫌がらせは続いていた。 教科書や机に沢山の落書き。 こんないじめが毎日続いていた。 放課後は必ず一人にはならず誰かと一緒に帰ってたけど今日はなぜか一人でかえってしまった。 それがいけなかったでもそれのおかげで私は彼に出会えた。 「今日は一人‥‥ なにもなければいいんだけど‥‥‥」 一人で呟きながら公園を差し掛かった時。 いきなり腕をつかまれ公園の中へと引きずり込まれてしまった。 「きゃっ!!! 嫌っ!! 離してッ!!」 私を引っ張り込んだのはあの娘の言いなり男達。 「だまれ!! この不細工!! 楓ちゃんをいじめやがって!!! お前、誰に喧嘩売ってんのか解ってんのかよ!!!」 男達は叫ぶ そっちこそ私に喧嘩売るなんていい度胸よ‥‥‥ 私の本当の名前聞いたら驚くでしょうね‥‥‥ だって、あの神童財閥の娘なんだもの。 今はまだ、いえないけど‥‥ 「っ!! 私いじめてない!! 浅倉さんをいじめる訳ないじゃない!!」 「だまれ!!! しらを切るつもりか!!! 楓ちゃんは体にいっぱい傷があったんだぞ!?!?」 男は叫びながら私の頬を殴り服を破り裂く 「!!!!」 「先輩、もう、ヤっちゃいましょうよ!! コイツ顔は不細工だけど体とかちょーエロィッス‥‥‥」 もう一人の男が私を見てヨダレをたらしていて 「‥‥まぁ、いいだろう」 この言葉が合図だったのか男達は一生に飛びかかってきた。 私は恐怖のあまり声が出なくて目を堅く瞑った。 「!!!!っ!!!(嫌っ‥‥‥ 誰か助けて‥‥‥)」 その時。 「なみのりピエロ!!」 ザパァ!! 「うわぁ!! なんだ!?!?」 「見えないぞ!?!?」 どこからか声が聞こえて私の体が浮く 途中で意識が途切れてしまって誰が助けてくれたのか分からなかったけれどそれはなぜか心地よかった。
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