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最近、ぼんやり見上げるこの星空が憎らしい。
今日も彼はきっと女の子に囲まれてウイスキーを飲んでいる頃だろう。
どれだけの夜を過ごそうとも彼と私の距離は変わらないのだ。
虚しくて、苦しくて、そして切ない。
けれど、これ以上近寄れなくて耐えるしかなかった。
これ以上泣いたらきっと体中の水分がなくなってしまう。
でも………願いは君に届かないまま。
何も要らない。
ただ、そばにいてくれれば。
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