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まだ赤ちゃんの時、私は親に捨てられた。 本当の親の顔も名前も知らない。 「歌音、ごめんね?こうするしか他に方法が無かったの。いつか必ず迎えに行くからね」 最後には七瀬と記してある手紙と一緒に置かれていたらしく、理由は分からないらしい。 その手紙を見つけた時私はまだ小学二年生で、おばさんに泣きながら問い詰めてた。 「もう少し大きくなったら話そうと思ってた」 何故かおばさんも泣きながら、全てを話してくれた。 直ぐには受け入れる事は出来なかった。
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