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そこで毎日目を覚ます。
しばらく旅をしていたサラは今、タルバンの城の部屋で過ごしている。タルバンの街はほとんど燃えてしまったが、とりあえず城から復旧をしたそうだ。
旅というのは、いきなり現れて街を侵略し続ける種族、魔族の正体を知るための旅だった。天の剣という部隊と仲間たちと共に魔族の暴君・オズを倒して、魔族はおとなしくなった。
仲間というのは八人いる。今でもこの八人と交流はある。
一人目はエドワード。三十代の武人で、タルバンの四番隊隊長。魔族の襲撃で親を亡くしたサラを引き取り、親としてサラを見てくれている。あだ名としてアサシン・鷹・鷹の目と呼ばれているが、サラたちはエドと呼んでいる。
二人目はジオ。こちらも武人で二番隊隊長。サラより二つ年上で21歳。サラ自慢の彼氏。親を子供の頃に事故で亡くし、マリーの親へ養子に行った。
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