運命の一球

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佐野「せっかくキャプテンとしてチームを引っ張ってきたのにこれじゃあどの高校の推薦ももらえねーぞ。わかってんのか?」 栄純は笑った。 栄純「大丈夫でしょ。バットとボールがあれば野球はできるし。今まで俺達そーやってきたじゃん!何を今さら。」 佐野「いや…しかし…お前…」 栄純「はっはっはっ。そんじゃー反省もしたんで失礼しまぁーす。」 佐野「あっおい!ちょっと待て話はまだ終わってないぞっ」 栄純「はは…俺のことよりもさ、薄くなった頭と再就職先の心配した方がいいんじゃない?」と職員室を出ていった。 佐野「!やかましいクソガキー!!」佐野は薄くなった頭を気にしていた。
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