2人が本棚に入れています
本棚に追加
これに対して、海斗は何とも、言えない表情をしている。
「ちょっと、あんたそんなこと言っちゃダメよ。」 と、同じクラスで、海斗好きな桧山あられは、言った。
「桧山さん。ありがとうございます。」
「私、大したことしたことしてないんだけど…」
「そうですよね。突然なんですけど。」
「何?」
「ぼ、僕と一緒に中2病を無くす旅に行きませんか?」
「えっ!何で?」
「実は、友達がこれで死んでしまって。」
「そう、深くは聞かないけど、辛かったんでしょうね。」
「はい。」
「分かった。一緒に行きましょう。」
「本当ですか?」
「本当よ。」
「やったー!」
「あと、一人、二人は欲しいわね。」
「そうですかね?」
「そうよ。だって、人数が多いに越したことないでしょ。ね?」
「そうですね。言われて、分かります。」
「じゃあ、手当たり次第探しますか。」
「そうですね。」
最初のコメントを投稿しよう!