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「お疲れ様で~す」
「おせーぞ!若林!」
「すんません。常盤さん。…誰すか?」
若林と呼ばれた常盤さんの連れが、不思議そうに私を見る。
「あぁ~、紬ちゃん。ここのホステスさん」
「はっ!?ここ…どっからどう見たって、居酒屋さん…すよ?」
「だから、いいんじゃねぇか。紬ちゃん、ありがとね。今からちょっと若林と仕事の話するけど、その後、よかったらまた来てよ」
「仕事人間な男性って素敵です。頑張って下さいね。また来まーす、ふふ。常盤さん、ご馳走様でした♪」
「いえいえ」
「つんちゃ~ん!こっちでも呑みなよ~!」
「あっ!はーい!」
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