序章

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ガブリッ 首もとに鋭い痛みを感じた 「…っ!?」 俺はその時気づいた 血を吸われているんだと 「私が欲しいのは君の血だよ」 俺は必死になって抵抗したが、そいつの力が俺を上回っていた …い、嫌、だ…し、死にたくない! 誰か…助けて…く……れ… そう思った瞬間、そいつの牙が俺の首から離れた 最期にそいつの顔を見たら、目が怪しく赤い光を放っていた そして、俺の血に満足したかのように笑っていた まるで、血に飢えた吸血鬼のように…
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