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そのとき、俺の目に入ってきたのは血走った目でこっちに走って来る男。
そして、男の手に握られた銀色に光るナイフ!
これまでの経験からついに親友もモテ過ぎて妬まれたかと思っていた。
だか、俺が目撃したのは甲高い女子高生の悲鳴……盛大に飛び散る血!
そして、俺の腹に刺さったナイフ……。
「なんで?俺が?」
そんな俺の疑問に男が答えてくれた。
「やべっ!?お前の親友と間違えて差しちまった!」
その声を聞き、俺の意識は遠ざかっていった。
これが俺の人生最大の絶望……いや、勘違いだった……。
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