くだらない

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肯定は否定の上に成り立つと 知ったのは遥か昔 自分の名前もろくに書けぬまま 私は世界の怖さをしった。 いつも 思うのは あの時私が 走るのを止めれば 世界はまだ光をおびて 幸せを幸せだと受け止めて 幸せを幸せと気づけぬまま 今日 今 この時 この瞬間を 迎えていたのだろう 時の流れに身をまかせ ゆらりゆらり 時を過ごし 世界の真ん中は ここだと 確かに 疑わず あなたの隣で笑ってたのだろう 選択とは 失うことで 得ることなんて なにもない 私はここに生まれると 生きるときめた瞬間から ずっと何かを失ってた それを未だ 見つけれぬまま 私は今日も ゆらりゆらり 風を感じながら 穴を埋めるもの探してる。
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