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走り始めたあたしは
急行列車に乗ったように
グングングングン追い越した
世界は酷く汚れてる
地球なんて腐ってる
こんな世界を作り上げた神様は
きっととんだなにかに違いない
世界の端っこで泣いていた
あたしを君は乗せてゆく
共に行こうといったのに
あたしは未だ終点で
進まない列車に乗ってるの
助けてと叫んだら
地上の誰かかあたしを呼んだ
「愛してやるから戻ってこいよ」
だからあたしは今までを
全て終点において
その胸元に飛び込んだ
「おかえり」と呟く誰か
ただいまと答えるあたし
このセリフさえも
汚く聞こえるこの世界。
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