プロローグ

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実は夢でしたーとかそんなオチがいいなぁ…なんて…な。 そんな下らないことを考えて歩いていると目の前に先程の城が 案外近かったんだな。いや違うな。さっき居た場所から見たこの城は少なくても一キロはあった それが少し考えごとをしながら歩いただけで着く距離じゃない まさか…、身体能力が上がってるのか? それならさっきのことも納得だが。 試しにその場でジャンプしてみた。 へっ…!? ちょ、高い高い! 俺の体はおおよそ2、300メートルはあった城のてっぺんと同じくらいの高さまで飛び上がった 普通にジャンプしてこの高さまで飛べるとは、なんとも便利な体になったものだ 地上よりも300メートル近い距離を離れてるのに思わず苦笑してしまう
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