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とりあえず非日常には慣れてるつもりの俺は背中に翼を創造した
バサバサと安定感のない感じで羽ばたきながら古城の縁に降り立った
相変わらず聞こえてくる怒声だのを頼りに城内を歩き回る
やがて怒声の主の声がはっきりと聞こえてきた
「なんなんだ貴様!先程までの虫けらとは思えんほどの力…。何をした!?」
さしずめ声の主は魔王ってとこか?
うん?魔王?…いやいや!そんな厨二ファンタジー的なやつはありえん!
俺は慎重に城の探索を開始した。
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