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「初めまして巴ちゃん。 私は駿河 八恵子っす。 こう見えても新聞部の部長で、先輩とは同級生の幼馴染みなんです。 あ、巴ちゃんって呼んでいいっすか?」
「えっ? も、勿論だ! 私も八恵子ちゃんって呼んでいいか?」
「勿論っす! あ、八恵でもいいっすよ? 友達は皆そう呼んでるし」
「友達……!? そ、そうか。 ならば私は八恵ちゃんと呼ばせてもらおう!」
ハチから自己紹介され、巴はどこか嬉しそうだ。
巴ちゃんと呼ばれたのがよほど嬉しかったのかもしれない。
「何やら嬉しそうなとこ悪いんだが、ちょっといいか?」
「どうした大和?」
「実はな、今さっきハチが言った事なんだが、もしかしたら使えるかもしれない。 いや、今のとこ最良の方法かもしれないぞ」
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