*Episode・3*

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ところで、静紅が屯所に来て数日…静紅は結城の着流しを着ている。 大きい着流しを上手い具合に着ているが、やはり不憫だ。 「静紅ちゃん、それ男物だよね?」 「はい。結城さんに貸して頂いています」 「へぇ…結城さんが静紅ちゃんの着物汚したんですよね?なんとかしてあげたらどうです?」 「わぁかってる!!そのうち、呉服屋行くから」 …ということで、現在街に繰り出している。結城、静紅、沖田に斎藤。 呉服屋を目指す。今日は特に人が多い。しかし、妙な貫禄がある男3人はすんなりと歩んでいく。静紅は囲まれるように歩く。 「好きなの選んだらいいからな」 近藤、土方、山南から少しずつ金子を頂戴している。自分の金子と合わせるとそれなりの物は買えそうだ。 「うわぁ…綺麗!!」 呉服屋に到着し、静紅は目を輝かせた。
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