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侍風情の男たちが刀を抜き向けてきた。結城は至極面倒臭そうに頭を掻いた。
「うーん…どうする、山南さん?」
「穏便に済ませたいところですけど…」
「殺りましょう!!」
「…総司、うきうきするな」
「何ごちゃごちゃ言ってんだ!!金目の物置いて行きな!!」
男たちが襲い掛かってきた。帯刀していないので、素手で向かいうつ。
「ねぇ…あんたらさぁ、俺らにその人数で勝てると思ってるの?」
…と言ったのは、結城。
「刀を持たないお前らなんか怖くねぇ!!死にたくなければ、」
ドカッバシッ
結城は台詞を最後まで言わさず、こてんぱんに6人を倒した。
「…君たちね、この人知らないんですか?」
「……
あーッ!!試衛館の"女誑し"!!」
「………」
このあと、男たちがどうなったか…ご想像にお任せします。
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