*Episode・1*

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侍風情の男たちが刀を抜き向けてきた。結城は至極面倒臭そうに頭を掻いた。 「うーん…どうする、山南さん?」 「穏便に済ませたいところですけど…」 「殺りましょう!!」 「…総司、うきうきするな」 「何ごちゃごちゃ言ってんだ!!金目の物置いて行きな!!」 男たちが襲い掛かってきた。帯刀していないので、素手で向かいうつ。 「ねぇ…あんたらさぁ、俺らにその人数で勝てると思ってるの?」 …と言ったのは、結城。 「刀を持たないお前らなんか怖くねぇ!!死にたくなければ、」 ドカッバシッ 結城は台詞を最後まで言わさず、こてんぱんに6人を倒した。 「…君たちね、この人知らないんですか?」 「…… あーッ!!試衛館の"女誑し"!!」 「………」 このあと、男たちがどうなったか…ご想像にお任せします。
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