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朝私は、目が覚めるとなぜ自分は医務室で寝ているのか疑問に思ったが 一瞬にして昨日の出来事を思い出した はぁ…今思い出しただけでも泣けてきた 「そんなことより、早くきり丸やしんベェのいる部屋に戻ろう」 私は、さっきまで自分が寝ていた布団を元の場所へ戻してから医務室をでた 医務室を出てすぐ私はあることに気がついた 私が気づいたあることとは… 医務室を出てすぐ目の前の木にそっと手をおきこっちの方をただ静かにじっと見つめている綺麗な女の人がいた 私は、学園長の友人か何かだと思い 「こんにちは」 と話しかけると女の人はにっこりと笑い返してくれた それで私は、 「今学園長なら、庵に居ると思いますよ」 とにっこりとこれまた元気な笑顔で言うと女の人は 「ふふ、ありがとう でも、私が用があるのは貴方なの」 と言われ、えっ! と思い、思わず 「わっ私に用ですか?」 すると 「そう、私わ貴方に用があるの ねぇ、こっちまでちょと来てくれない?」 言われたので 「はっ、はい!」 と返事を返し急いで女の人の所まで行った すると、 「まぁ良い返事」 と言い 女の人の両手が私のほうにそっと触れ少し顔が持ち上がった状態になり目と目が合ったすると 「ねぇ、貴方の名前教えてくれる?」 聞かれたので私は 「猪名寺 乱太郎…です」 となぜか口がかってに答えていた 女の人はもう一度ほほへみ 「猪名寺 乱太郎、貴方はこの私風神の巫女の代わりに私のすべてを受け入れますか?」 女の人は、そう私に質問してきた けれど、私にはその質問の意味がまだいまいち理解できなかった けれど私の口は、またかってに 「はい、受け入れます…」 と答えた 私はもちろん意味が分からないので答える気などさらさらなかった だが、私は答えてしった そして、最後に女の人は、私の額にキスをし、 「私の他にも四人この学園に入りこんでいる気配がしました、猪名寺乱太郎貴方はこれからは、その四人の仲間を探しだし、一緒にこの世界を救って己の役目をはたしなさい」 そう言い残すと女の人もとい風神の巫女は消えていった、そして私の意識も闇の中に消えていった
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