~アウトライン~

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設計上では完璧の兵器であったが、その装着者の希少さに、理想郷計画の進行は鈍っていたが、コードナンバー829の洗礼を受けた者は、装着者としての適合率が高い事から、竜崎吉哉は巧みに守を監視し、やがてPPS装着者としての道を確立させていった。 一方、脳細胞破壊化現象により、既に記憶が消え行く守は、愛する家族が巻き込まれていく中で、PPSを身に纏い、正義の審判戦士、"ジャスティーキッド"を名乗り、家族を守る為、そして自らの信念に基づき、戦う事を決意した。 竜崎吉哉が仕組んだシナリオに苦戦しながらも、既に固い信頼で結ばれた仲間、キョージと共に、彼の理想郷計画は遂に打ち破られる事となった。 守が家族から敬遠されていたのには、理由があった。 妻里美は、ESMの洗脳を受けていた事によるもので、彼女を支配していたESMが破壊された事で、彼女は正気を取り戻す事となる。
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