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東西日報特事部に勤務する守の同僚、望月真理は語学力に長けており、遂に不明確であったPPSの謎を解明し、PPSのコンパクト化、日本語表記プログラム設定を行う事に成功し、その操作マニュアルを正義へと託したのだった。
これにはちょっとした理由があり、守に失恋した真理の心情的なものによるものであった。
真理はその後、自分を見つめる旅へと出かける事になる。
ESMを受け継いだ正義は、父と共に洗脳犯罪者から人々を守る為、ジャスティーキッドの起動者として行動する事になる。
父の目に黒い点滅が映ったその時が、起動者となるサインだ。
黒い点滅の犯罪者達の先にあるのが、行方不明になっているESMの影響によるものなのかは、今はわからない。
しかしその点滅者達を追い、戦い続ける事で、何かしらの情報にたどり着く事ができるかもしれない。
そう信じ歩んでいく親子の新たな物語の幕が、再び開く。
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